PPK解析(後処理キネマティック)

Phantom 4 RTK精度検証点 群 ・ PPK解析 ・ D-RTK2

Phantom 4 RTKを使用し計画撮影を終えると、surveyフォルダが作成され写真ファイルとは別に4ファイル作成されます。(下図参照)

また計画撮影中はシャッターを押しても撮影できません。(自動撮影のみ)

更に残念なことですが手動撮影では後処理データが作成されないようです。

今回、解析に使用するデータはobsファイルとカメラ姿勢位置時刻を記録したMRKファイルです。

まずはベースステーションのデータを国土地理院または配信会社よりダウンロードします。

下左図は解析するにあたって、それぞれのファイルをセットしたところです。

右下図はプロット図です。

解析ソフト(RTK LIB)
解析後プロット図
解析データ
100_0007_Rinex.pos.pdf
RTKとPPKの座標比較
PPKとRTKの座標比較.pdf

GNSSデータをカメラの位置と時刻(MRKファイルより)に合わせるのですが、

解析の方法が悪いのか、カメラ位置の合わせ方が悪いのか座標を比較したところ標高が9~13cm程度違いました。

解析データの標準偏差はとても良いので手法が間違っているのかもしれません。

また、このまま写真解析を行ったところ標高は全体的に8~9cm程度のずれでした。

以上、PPK検証でした。